TAKE INTERVIEW

プッシュバック全国優勝。
現場を極めた男が次世代を育て、
グローバル企業への道を拓く。

プッシュバック全国優勝。
現場を極めた男が次世代を育て、
グローバル企業への道を拓く。

PROFILE 安全品質業務部 チーフ

小野 英樹

2006年入社 
日本航空大学校石川 空港技術科 出身

セントレア開港の翌年に入社し、CSSの歴史とともに歩んできた小野さん。入社後12年はランプ業務に従事し、プッシュバックコンテストでは全国優勝も経験。技術を極めたのち、現在は安全品質業務部チーフとして、次世代育成とグローバル展開を見据えた未来を描く。

セントレア開港、その年に入社を決めた。

聞き手
小野さんはセントレア開港の翌年に入社されたんですね。
はい。2005年にセントレアが開港して、その年に就職活動をしていました。空港技術科ではグランドハンドリングに特化した内容を学んでいましたので、グラハンの仕事しか考えていなかったですね。学生時代は陸上競技部に所属していて、駅伝大会にも出場するなど、体を動かすことは昔から好きでした。
小野 英樹
小野
聞き手
なぜ、CSSを選んだのですか?
セントレアが新しくできたことが一番の理由です。出身が大阪なので、関西空港とも悩みましたが、新しい空港での挑戦に魅力を感じました。賃金面も良かったですし、関西から離れすぎず、全国転勤の可能性がない点も決め手でした。
小野 英樹
小野
聞き手
当時のCSSはどんな雰囲気でしたか?
今ではだいぶ変わりましたが、当時は非常に体育会系の雰囲気でした。教育は体系化されておらず、「ベテランの背中を見て学べ」「技術は盗め」というスタイルで、先輩から学びとる姿勢がとても重要でした。業務を支える特殊車両なども少なく、機材に頼らず、自分たちのスキルとパワーで課題をクリアすることが求められる環境でした。
小野 英樹
小野
聞き手
厳しい環境だったんですね。
そうですね。車両はミッション車が当たり前でしたし、トーイングトラクターも当時はパワーステアリングがないからハンドルが重くて重くて…(笑)。自分たちの休憩時間を返上して練習をする日々でしたが、当時はそれが当たり前の環境だったので、私自身はあまり苦には感じていなかったですね。とはいえ、「次の若手たちが技術を習得しやすく、働きやすい環境を作らなきゃいけない」という方針となり、今では設備環境や教育制度の面は大きく変わったのでご安心ください。
小野 英樹
小野
聞き手
学生時代の部活経験が活きる場面もありましたか?
どうですかねー(笑)。でも、駅伝で培ったチームワークの感覚は、グラハンの現場でも同じでした。一人ひとりが自分の区間を全力で走りつつ、次の奏者に確実にタスキを渡す。グラハンも、持ち場の作業を完璧にこなしながら、次の工程の仲間が動きやすいように配慮する。チームワークの本質は変わらないと思います。
小野 英樹
小野

全ての業務を理解して辿り着く、花形業務。

聞き手
入社後はどんな業務を担当されていたんですか?
入社後12年間はランプでの搭降載業務を中心に従事していました。他にも、航空機を誘導するマーシャリング業務や、機内用品や飲料水などの積み込む客室サービス業務なども経験して、最終的にプッシュバック業務に到達しました。
小野 英樹
小野
聞き手
プッシュバックは特別な業務だったんですか?
プッシュバックは花形業務とされていて、グランドハンドリングの全てを理解した上で行う最後の業務という位置づけでした。お客様を乗せて送り出す最後の工程ですから、お客様の命とグランドハンドラーたちの想いの重さを感じる達成感の大きな仕事でした。
小野 英樹
小野
聞き手
技術的にもやはり難しい業務だったのですか?
トーイングカーと呼ばれる特殊車両でおよそ200〜300トンもある航空機を押していくのですが、航空機の燃料やお客様の人数、貨物の量によってアクセルの踏み込み加減が変わるんです。航空機に押し返される力に負けないよう、技術と安全性、正確さが求められる難しい業務でした。
小野 英樹
小野
聞き手
小野さんはそのプッシュバックコンテストで優勝されたそうですね。
羽田空港で行われた全国コンテストでした。2人1組のチームで、作業者間の連携、安全確認、技量を総合的に評価されます。運転技量もさることながら、安全行為や指差呼称、コミュニケーションなど、日頃からCSSで意識してきた安全最優先のグランドハンドリングの徹底が、優勝の秘訣だったと思います。
小野 英樹
小野
聞き手
優勝後、周囲の反応は?
会社に戻るとみんなが茶化してくるので照れもありましたが、航空業界でのCSSの認知度向上につながり、上司たちも喜んでくれました。それが一番嬉しかったですね。その後の自信と誇りにつながる、忘れられない経験となりました。
小野 英樹
小野

司令塔として、現場とエアラインを繋ぐ。

聞き手
その後、安全品質業務部に異動されますが、現場を離れることに寂しさはなかったですか?
12年間やってきた現場から離れるのは、正直、寂しさと葛藤がありました。でも、会社全体を俯瞰的に見る視点を得られるチャンスだと前向きに捉えました。実際、安全品質部門では不具合事象の分析や未然防止のための他社事例の社内展開、5Sカイゼン活動などを担当。その後、グループ会社である『ドリームスカイ名古屋』へ出向し、発着工程管理や重量重心位置管理を学ぶなど、運航全体を裏側から支える経験を得ることができました。
小野 英樹
小野
聞き手
現在はどんな業務を担当されているんですか?
再び安全品質業務部に戻り、現在は受託航空会社との業務調整が主軸となっています。世界中のエアラインからの要望や変更点を現場のグランドハンドラーたちに的確に伝えて対応する。いわば、エアラインとCSSの現場をつなぐ司令塔のような役割です。
小野 英樹
小野
聞き手
エアラインごとに要望が違うんですか?
実はエアラインが求めるサービスレベルや安全基準は、会社によって大きく異なります。定時制を最優先とする会社もあれば、貨物の積載量を重視する会社や清掃品質にこだわる会社など様々です。その方針や考え方の違いを理解して、現場との調整を行なっています。例えば、手荷物の返却順序ひとつとっても、「VIPのお客様の手荷物を最優先で返却してほしい」というケースもあれば、「優先順位にこだわらないが、間を開けずまとめて返却してほしい」というケースもあり、細かい要望変更への対応を現場に伝えていきます。
小野 英樹
小野
聞き手
なるほど。無茶なお願いをされたりもするんですか?
いえ、一方で現場側の声を聞くことも私の仕事です。現場の安全面を考慮する必要がありますし、ピークタイムなどではエアラインの要望に対応しきれないなどの現場の実情もありますので、実作業の難しさを理解してもらえるように努めています。
小野 英樹
小野
聞き手
現場の実情を理解してもらうのは難しくないですか?
そうですね。ただ、私自身が12年間現場で経験してきたからこそ、エアラインの方々に実作業の難しさをわかりやすく説明できるんです。「この作業は、こういう制約があって、こういうリスクがあります」と具体的に伝えたり、CSSが取り組んでいる未然防止の施策を見せることで「この会社は安全に本気で取り組んでいる」と理解してもらえたり。何よりも安全最優先が求められるグランドハンドリング業務において、現場の声を的確に把握し、業務に支障がないよう調整することが私の行うべき仕事です。
小野 英樹
小野
聞き手
エアラインからの評価はいかがですか?
海外の他空港と比較しても、セントレアは安全とサービス品質に優れているという評価をいただくことがあります。これは本当に励みになりますね。先日もエアラインより、機内清掃の品質向上でグッドサービスの評価を受けた時は、自分自身が直接携わっていなくても、自分のことのように嬉しく感じました。
小野 英樹
小野

次世代を育て、世界へ羽ばたく会社へ。

聞き手
入社当時と比べて、社内の風土は変わりましたか?
個人のスキル重視だった当時の体制から、チーム組織として課題解決に取り組む会社に大きく変わりました。私の入社当時は「先輩の背中を見て育て」という時代でしたが、今は教育の平準化が進んでいます。インストラクターによる指導の差をなくし、誰から学んでも同じレベルの教育を受けられるようになりました。
小野 英樹
小野
聞き手
世話役制度も導入されていますよね。
はい、新入社員の一人ひとりに「世話役」という専任インストラクターとなる先輩社員を立てる仕組みが整備されました。私の時代は誰に聞けばいいのか分からず困ることもありましたが、今は「この人に聞けば大丈夫」という存在が最初から決まっている。他にも、新入社員や職級ごとにフォローアップ研修やプレゼンテーションの機会も設けられていて、自分の考えや課題、今後の目標を発表し共有する場が増えています。
小野 英樹
小野
聞き手
会社一丸で頑張っていく風土がCSSにはありますよね。
そうですね。仮にミスをした時でも、それは本人だけの責任ではなく、教育体制や組織全体の課題として捉えます。「なぜこのミスが起きたのか」「どうすれば防げたのか」をチームで考える。心理的安全性が向上したことで、若手も意見を出しやすくなりました。
小野 英樹
小野
聞き手
小野さんも若手の育成に関わっていますか?
もちろんです。職制として、若手が失敗を恐れずに意見提案できる風土を整えたい。みんなの主体性を育むような職場環境の構築が重要だと思っています。一人ひとりが誇りを持ち、安心して働ける会社。若手社員が成長し続け、未来へ前進し続ける会社にしていきたいですね。
小野 英樹
小野
聞き手
職制のひとりとして考える、CSSのビジョンはありますか?
国内外すべてのお客様に「安心して任せたい」と選ばれる存在となり、確かな品質と信頼を武器に、世界に通用するグローバル企業へと進化させたいですね。セントレアには外資のグランドハンドリング会社も参入していますが、逆に、CSSが海外展開する可能性もあると思っています。
小野 英樹
小野
聞き手
それは壮大なビジョンですね。
まだまだ、夢ですけどね(笑)。でも海外に支社を持つほどの、世界に通用するグローバル企業へと進化していくこと。それが私の目指すところです。セントレアとともに歩んできた20年。次の20年は、世界へ羽ばたく会社を目指したいと思っています。
小野 英樹
小野

COLUMN プライベート

COLUMNプライベート
3歳になる息子と一緒に過ごす時間が何よりの楽しみです。近所を散歩したり、公園で思い切り遊んだり、家族で笑い合うひとときが仕事へのモチベーションになっています。体験搭乗制度を活用して国内旅行にも出かけており、中でも印象に残っているのは高知県香美市の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」。息子が目を輝かせて喜んでくれた姿が忘れられません。これからも家族の時間を大切に、楽しい思い出を増やしていきたいと思います。

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