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TOUR 02

貨物編

一般的に航空機は、旅客機と貨物機の2種類に大別されますが、旅客機であっても座席スペース下には数多くの貨物が搭載されていることをご存知ですか?グラハンの仕事と密接に関係するこの貨物について、貨物課の伊藤くんと一緒に紹介していきます。

TOUR GUIDE TOUR GUIDE 貨物課 伊藤 巧

PART.01 あなたの知らない「貨物」の世界。

鎌田 鎌田
さて今回は、グランドハンドリングと切っても切れない関係にある貨物について紹介したいんだけど、貨物って具体的にどういうものなのか、学生さんと話していると意外とイメージできない人も多いんだよね。
お客様のスーツケースを運ぶことは知ってても、機内から輸出入品の貨物を見ることはできないですからね。知らなくても不思議ではないです。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
そうそう。ということで、貨物課の伊藤くんに来てもらったわけだけど、最近はどんな貨物を扱っているのかを教えてもらっていいかな?
セントレアでいうと医療品、食料品、工業製品などが中心で、ペット類の扱いも多いですよね。貨物って一般的に船便をイメージする人も多いですが、船と飛行機の大きな違いは時間。船便だと1ヶ月かかるようなものでも、飛行機なら十数時間で世界各国へと運ぶことができる。その分、輸送料金は船よりずっと高いけれど、鮮度や緊急性の面で飛行機が選ばれることはとても多いですね。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
具体的にはどういうものがあるだろう?
例えば医療品でいえば、錠剤や液剤などの医薬品関係、輸血パックなどが運ばれますよね。やっぱり温度管理が大切なので、貨物室はしっかり空調管理されています。鮮度という意味では食料品も同様で、サーモンをはじめとした海産物も多いですし、夏になると大量のうなぎが中国から輸入されたりします。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
工業製品でいうと、東海地方は自動車部品などが多いよね。
そうですね、自動車部品やパーツ類などは緊急性の面で利用されることが多いです。たまに発売前のニューモデルの自動車が運ばれることもありますよ。きちんと梱包されているので、僕たちがそれを覗くことはできませんが。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
F1カーなんかも、鈴鹿サーキットの大会が始まる頃にはたくさん届くよね。伊藤くんも見たことある?
あります、あります!レースカー以外にも、1台数億円もする超高級車がビニールに包まれて届くこともあるので、「めちゃくちゃカッコいい……」と感動する反面、絶対に傷をつけないよう細心の注意を払って運び出します。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
そういうのはホント緊張するよね。他にも搭降載時に驚いた貨物って何かある?
ペットですね。先日も輸入品でネコが運ばれてきたんですが、貨物のボックスを開けるとゲージから脱走しかけていて……(笑)。外に逃げたら一巻の終わりなので、怖がらせないようゆっくりとゲージを閉じました。あとは10メートル以上もある長物の工業製品の搭載を依頼された時は、「どうやって入れるの?」と思わずびっくりしました。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
そういう場合は貨物機の鼻先にあるノーズカーゴドアを開けて入れるんだよね?
はい。その時は小型クレーンを事前に用意して、バランスが崩れないように慎重に釣り上げました。メインデッキローダーと呼ばれる搭載用のGSEも2台繋げて、めちゃくちゃアクロバティックな搭載シーンでしたよ!
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
知らない人には簡単に聞こえると思うけど、想像するだけでヒヤヒヤする。
そうですよね。搭降載ではたまにこういった難しいお題が出てくるので、「どうやる?」「こうやったらできるんじゃないか?」って、ベテランの先輩たちとあーだこーだと話し合う時間がまた楽しかったりするんですよね。
伊藤 伊藤

PART.02 上屋業務をラクにする先進テクノロジーたち。

鎌田 鎌田
学生の知らないキーワードとして、貨物の次に「上屋(うわや)」があるんだけど、これの説明を伊藤くんにお願いできるかな?
「上屋」を知ってる人は少ないですよね。簡単にいうと、貨物を飛行機に乗せるための下準備をしたり、一時保管する倉庫のような場所が上屋ですね。例えば輸出の場合、国内各地から届いた貨物を整理して、行き先国別にパレットと呼ばれるULDなどに仕分けていきます。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
上屋業務のポイントって何かある?
1つは重量確認ですね。搭載する貨物を正確に計量しないと機体バランスにズレが生じてしまうため、最悪、運行ができなくなってしまいます。これはお客様の安全にも関わる重要なポイントです。2つめは指定のULDを間違えないこと。たとえ同じ行き先であっても、異なるULDに入っていたり、個数が間違ったりした場合は税関上の問題に直結するので、これらは絶対に間違えないよう注意しなければいけません。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
なるほど。逆に、輸入の場合はどうだろう?
輸入に関しても、海外から届いた貨物をそのままの形できちんと引き渡すことが大事になります。お客様のトラックが受け取りにくるまで、破損も紛失もなく保管し続け素早く引き渡す。そこで力を発揮する大型マシンが、この「スカイラック」です。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
おぉ〜!このメカメカしい感じがそそるねぇ。スカイラックは2019年から導入されたけど、どう便利になったの?
届いた輸入貨物というのは、それまでは上屋の管理スペースに並べて保管していたんです。整理整頓はするものの、貨物がどんどん増えていくと置いた場所が分かりにくくなってしまう。受け取りのトラックが到着しても、探したり運んだりで搬出に時間がかかってしまう問題がありました。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
確かに、ここ数年は国際貨物の取扱量が右肩上がりに増えていたから、上屋業務も年々難しくなっていたよね。
スカイラックは簡単にいうと貨物のロッカールームみたいなもので、届いた貨物を順に番号で指定して、自動で格納・保管してくれるものです。トラックが受け取りに来て指定番号を呼び出しすると、必要な貨物が自動で搬出される。それまでの搬出時間が大幅に削減できたので、僕らだけじゃなくトラックドライバーさんからも好評なんです。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
他にも上屋業務が楽になったアイテムって何かある?
貨物のラベルチェックに専用のスマート端末を使えるようになり、作業効率が劇的に向上しました。また、個人的に一番嬉しかったのは、昨年試験的に導入した大型冷風機ですね。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
屋根で陽が当たらないとはいえ、夏場は上屋の中もすごく暑いもんね。
はい。それまではサウナ並みに暑い中で仕事をしていましたが、大型冷風機が導入されたことで僕らも相当働きやすくなりました。ウチの現場って社長や部長がよく顔を出して「最近、どうだ?」と声をかけてくれるので、そういった時に出てくる社員の声を拾い上げて、現場の改善に力を入れてくれるよなぁと感じます。
伊藤 伊藤

PART.03 火事場の底力にも似たチームワーク。

鎌田 鎌田
最後にグランドハンドリングの大変なことと嬉しいことを率直に聞きたいな。
改善できる問題は会社がどんどん投資をして働きやすくしてくれてますが、それでもやっぱり、外に出れば夏は暑いし、冬はものすごく寒い。何年やってもそこが大変ですね。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
セントレアは高温多湿な上に、海上空港で北風が強いからね。沖縄から来た人は名古屋の方が蒸し暑いって言うし、札幌の人もセントレアの冬は風が冷たいって言う。厳しい寒暖のダブルパンチだけど、その覚悟が必要な仕事だよね。
嬉しいのは、出発するお客様に向かって手を振る時ですね。「今回も無事に送り出せた!」って、嬉しい感情がぶわっと湧き上がるんです。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
すごく共感するけど、グラハンの人たちってみんなそう言うよね。何でなんだろう?
それは多分、自分が胸を張って送り出せるまでに長く濃密な過程があるからですよね。例えばグラハン特有の資格でも、入社当初は何の資格もないから、GSEの操作や貨物機への搭降載だって、何も任せてもらえない状態からのスタートじゃないですか。テストに合格するたびに新しい仕事ができるようになり、少しずつ自分がレベルアップしている感覚を味わうことができる。その誇らしさやプライドが、送り出す喜びに直結しているところはあると思います。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
技術的な成長でもそうだよね。最初は積み込みも上手にやれない自分に直面する。先輩の姿を見ると、次々と来る荷物を手際良く、隙間もない状態で詰めていって、ぎりぎり入るかってシーンでも最後にぴったりの感覚で詰め込んでしまう。「何でできちゃうの?」ってびっくりするけれど、経験を重ねて自分にもできるようになるとすごく嬉しいよね。
はい。そんな成長や達成感があるから、最後、お客様に手を振る時に格別の思いが湧き上がるんです。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
じゃあ、最後にCSSの魅力をひと言で言うと?
火事場の底力にも似たチームワークですね。例えば、空港って台風が直撃すると使えなくなるじゃないですか。それで成田や羽田、関西空港などが運行できなくなった場合、たくさんの飛行機がセントレアに集まってくる。そういう日は僕たちのタイムテーブルもぎっちり詰まっている上に、現場のあちこちへ目まぐるしく応援に行かないといけない。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
ミスが出てしまいそうな、厳しいスケジュールだよね。
でもCSSって、忙しい時ほど不思議とミスが出ないんですよ。それってやっぱり、「そっちは大丈夫か?」「ここは俺たちでやるから、あっちを手伝ってやってくれ」って、みんなすごい声を掛け合っていて、全員の力でピンチを乗り越えるチームの一体感がCSSのスゴいところだと思うんです。
伊藤 伊藤
鎌田 鎌田
熱い……!CSSのチームワークって本当に熱いよね。夏の暑さも相当だけど。
先輩や後輩、部署の垣根を超えた強い一体感。それを直に感じられる瞬間が、この仕事の一番の醍醐味です。
伊藤 伊藤

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