TAKE INTERVIEW

素早い作業、的確な判断。
仕事も野球もセカンド魂で
先を読んで、守備範囲を広く!

素早い作業、的確な判断。
仕事も野球もセカンド魂で
先を読んで、守備範囲を広く!

PROFILE ハンドリング1部 ランプ2課

久末 蓮

2023年入社 
日本航空大学校北海道 空港技術科出身

北の大地でのびのびと育った久末さんが選んだ道は、グランドハンドリング。小学生から続けている野球部で培ったフットワークの軽さと、地道にコツコツと継続できる根気強さは人一倍!離発着する飛行機の手荷物・貨物を積み下ろす搭載のスペシャリストを目指して全力投球中です。

出身校の先輩が多く働く安心感。

聞き手
もともとグランドハンドリングに興味があったのですか?
地元が北海道函館市で、市内に函館空港があるんです。修学旅行や家族旅行で利用するうち、空港にもいろんな仕事があることを知り、その1つがグランドハンドリングでした。「飛行機の近くで働く仕事」くらいのぼんやりとしたイメージでしたが、高校時代の友人の勧めもあって日本航空大学校北海道に進学。学ぶうちにグランドハンドリングの仕事が具体的に見えてきて、車両訓練などの実習に打ち込みました。
久末 蓮
久末
聞き手
就職は地元以外で考えていたんですか?
特に働く場所にこだわりはなかったので、様々な会社を見て、興味を持った会社を基準に決めました。中でもCSSが力を入れている「世話役制度」はとても魅力的でした。グランドハンドリングを専門的に学んでいたとはいえ、きちんと実践できるか不安がないわけではなかったので。新入社員研修後も先輩が支援する教育体制や、地元を離れて一人暮らしを始めるので社員寮などの福利厚生は、大きな入社動機になりました。
久末 蓮
久末
聞き手
仕事もプライベートもバックアップがあると安心ですもんね。
はい。教育体制と福利厚生の充実は、会社のホームページからも伝わってきました。それに出身校の先輩たちがたくさんCSSで働いているんです。どんな先輩が就職して、どんな社風なのかも先生を介して聞いていたことも入社の後押しになりました。もちろん現場や仕事の厳しさは、専門学校時代から常々教わっていたので、働く覚悟も自分なりに持って入社できたと思います。
久末 蓮
久末
聞き手
実際に入社してイメージとのギャップはありましたか?
仕事ではお客様の命を預かり、安全厳守の厳しい現場。一歩離れれば、和気あいあいとした雰囲気。そのメリハリがいい意味でのギャップでした。先輩後輩の隔たりを感じることもなく、僕の世話役を担当するイシタさんは同じ業務で一緒にいる時間が長い分、仕事の悩みもプライベートも話しやすくて。実は専門学校の先輩なんです。年齢は違いますが、担任の先生が同じという共通点もあって打ち解けやすかったですね。
久末 蓮
久末

積み込みは「経験」で引き出しを増やす。

聞き手
ランプ課に配属が決まってどんな気持ちでしたか?
グランドハンドリングを目指す人なら憧れる花形のポジションというイメージもあって、配属がわかった時は素直に嬉しかったです。一方で実際に現場に出ると、お客様からお預かりした手荷物や貨物などを適切に積みきる責任、積み方次第で飛行機のバランスを左右する安全に対する責任、定刻を守る責任など、最前線で働く重みを実感しました。
久末 蓮
久末
聞き手
学校で学ぶことと実践は違いますよね。
はい、JALやANAなど航空会社によって異なる規定は入社して学んだことの1つです。そういった決まり事は業務を通じて頭に入れていきつつ、搭載する飛行機によって必要な作業や資格も違うので、資格取得は実作業と並行して取り組んでいます。学校で学んだタグ車などの車両を動かす技術は仕事でも役立っています。ベルトローダー(手荷物搭降載車)は有資格者になれたので、次はさらに大きなGSE、ハイリフトローダーの有資格者を目指します。
久末 蓮
久末
聞き手
業務の幅がどんどん広がっていますね!
先輩方と比べると、まだまだ経験数が足りていないですし、有資格者にならないと出来ることも増えないですから。それに手荷物の積み込み作業も、先輩方はどんな形・量・状況でもキッチリ搭載していくんです。当然かも知れないですが、何度見ても凄くて。自分も早くそのレベルにまでなれるよう頑張るしかないですが、積み方も人それぞれなので、色んな人に聞いて、試行錯誤して、自分の積み方を見つけていきたいです。
久末 蓮
久末
聞き手
積み方って人によって違うのですか?
例えば、スーツケースを縦か横に置くか、それだけでも人によって積み方が違うんです。さらに大きさ、形、素材、装飾など様々で、それ以外にもお客様が預ける手荷物は1つとして同じものや状態ではない。まだまだ荷物を見て瞬時にベストな積み方を判断することや、積み方の違いを理解できるレベルではないですが、お預かりした状態でお客様に戻すことを第一に、頭はいつもフル回転です。
久末 蓮
久末
聞き手
ちなみに積み方が難しいと思った荷物はありますか?
最近よく見かけるのが、小さなお子さんが座れるL字型のキャリーケース。通常、縦長の四角いスーツケースが多いので、L字タイプが来ると一瞬戸惑いますね。2つあると重ねて積みやすいんですが、1個しかないと「おお!どう積もう?!」と。脳内テトリス状態です。作業が落ち着いたタイミングで先輩にアドバイスをもらいながら、どんな手荷物にも対応できる引き出しを増やしたいですね。
久末 蓮
久末

あいまいを排除して明確に伝える。

聞き手
仕事で大切にしていることはなんですか?
チームワークはもちろん、相手に伝わる表現を心がけています。例えば、搭載責任者(ロードマスター)から「あとどれくらいの量が積めそう?」と聞かれた時に、「10個”くらい”でしょうか」と答えたら、どう判断すべきか困りませんか?曖昧な表現は、矛盾と誤解を与えかねないですし、危険な作業や状態になりうる可能性だって出てきてしまいます。積んでみて「入らない」「やっぱり無理でした」はNGですから。
久末 蓮
久末
聞き手
伝え方ひとつで、その後の動きに影響することもありますよね。
積める量を問われた時には現状を踏まえて「〇〇個は積めます」という確実なラインを伝えるんですが、手探り状態です。例えば、自分では「あと10個積める」と思っても、先輩はそれ以上の個数が積めると判断しているのを見ると、自分の感覚はまだまだだなと。その見極めは、様々な現場を経験して、先輩の判断も糧にして学ぶしかないですが、新入社員研修中に経験した苦い思いは未だに忘れられません。
久末 蓮
久末
聞き手
どんな悔しい思いをされたんですか?
ボーイング737の搭載作業を担当した時です。早朝に出発する便だったことに加え、小型機のため貨物も手荷物も手積みが必須。入社して間もないこともあって当然ながら技量も足りず、途中で荷物が入りきらない事態が発生してしまったんです。見かねた世話役の先輩から「代わろうか」と言われて途中交代。最終的に何とかすべて搭載できたものの、段ボール1個も入らないほどのギリギリの状態。積み終わるまで手伝うこともできず、外から眺めるだけで、あの時の無力感は…何とも言えませんでした。
久末 蓮
久末
聞き手
当時の悔しさがバネになって、強い向上心につながっているように感じます。
そうだといいのですが(笑)。搭載作業のスキルとあわせ、進行中の担当便の作業をしながら、次の出発・到着便の準備も並行して取り組んでいます。取り下ろす作業を行いながら、次の担当が出発便なら手荷物の量や預かり状態など他のスタッフを介して確認し、さらに次の便の到着準備ができているかを確認。ただ、準備に気を取られると、目の前の作業が疎かになるので、バランスを考えて動けるように意識しています。
久末 蓮
久末
聞き手
次の準備とは、具体的にどのような動きを考えるのですか?
到着便であれば、手荷物・貨物を積み下ろす作業に必要なGSEの台数と、ベルトローダーの有無を確認します。GSEは新たに持ってくるか、はたまた他の便で空いたものを回してもらうか、その場合は無線でやりとりして手配します。事前に手荷物・貨物に関する情報が入ってくるので、ある程度の準備は想定できますが、状況が変わっても臨機応変に、役割を決めずに搭載メンバー全員で対応。これもチームワークですね。
久末 蓮
久末

手探りの状態から
自信が持てるグラハンを目指して。

聞き手
今や世話役の先輩にも認められるレベルなのでは?
いえいえ、まだまだです。でも新入社員研修を経て、いちマンパワーとして作業することが認められた後、世話役の先輩が出向で現場を離れることになったんです。その時に「上手くなっておけよ。帰ってきたら見るぞ」とプレッシャーという名のエールを送られて(笑)。先輩の前で悔しい思いをしたあの日から、技術向上を目標に取り組んできましたから。半年後、戻ってきた先輩と作業すると、思いがけず褒められたんです。
久末 蓮
久末
聞き手
その時、先輩からはどんな言葉を?
「着実に上手くなっているじゃん」と。もう嬉しかったですね。もし上達していなかったら、先輩が不在の半年間、何も身についていなかったということになりますから。色んな先輩にアドバイスをもらって、ひたすら荷物を積み込んでいたので、多少自信が出てきていたのかな。先輩からの言葉、本心ですよね?(笑)
久末 蓮
久末
聞き手
本心ですよ!ゼッタイに!
昔も今も何でも相談できる先輩ですが、新入社員研修時代に「全く積めないんですけど、どうしたら上手く積めますか?」と聞いたら、「積んでたら上手くなるぞ」と言われて。当時は半信半疑でしたけどね(笑)。でもいろんなパターンや数、状況を経験するうちに、毎回積むものが違うので、決まったやり方で積むだけでは通用しないことを理解しました。先輩の言葉通り、最初の頃よりも積めるようになった感覚は出てきました。
久末 蓮
久末
聞き手
先輩・後輩の素敵な関係性が伝わってきます。
先輩は自分に足りないスキルをたくさん持っています。特に先輩・後輩の関係づくりにおいては、先輩から声をかけて、話しやすい雰囲気を作ってくださるんです。誰に対しても対応は同じ。声をかけられて嬉しいのは僕だけではないはずです。普段から接しやすい関係性によって相談しやすいですし、「この仕事どこまで進んだ?」といった一歩踏み込んだコミュニケーションもできる。自分に後輩ができた時には、先輩のような接し方ができる人間になりたいと思っています。
久末 蓮
久末
聞き手
世話役の先輩は、目標なんですね。
人として学ぶことが本当に多いんです。仕事では先を読む力が、1つ先どころか、3つ先まで見えているのではないかと思うほどのレベルで、全方位に意識を向けて仕事をされています。周りへの指示出しも曖昧さが一切なく、必要な情報を的確に伝える姿は勉強になります。事務所に戻れば、部署や年代、キャリアに関わらず気さくに接している姿を見ると憧れずにはいられないくらい。少しでも近づけるように頑張ります!
久末 蓮
久末

COLUMN プライベート

COLUMNプライベート
小学校から高校まで野球をやっていたので、会社に野球部があることを知って即入部しました。入社前の野球大会では記憶が飛ぶくらい緊張しましたが、今やチームにも慣れ、月1-2回ある試合に備えてガッツリ活動しています。同じJALグループで野球部を持つグラハンの会社さん対抗の野球大会に参加したり、地域のリーグ大会にも参加したり。他部署の方とも野球を機に交流が広がって、仕事にもプラスになっています。

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