TAKE INTERVIEW

女性も活躍できる職場へ
育児両立の壁を次々打ち破る。
古賀の「グラハン女子道」。

女性も活躍できる職場へ
育児両立の壁を次々打ち破る。
古賀の「グラハン女子道」。

PROFILE ハンドリング1部 ランプ3課

古賀 美樹

2009年入社 
麻生外語観光ビジネスカレッジ出身

貨物・手荷物の搭降載に関わるランプサービス業務を担当。一生懸命になりきれなかった新人時代の殻を打ち破り、今や若手たちの良き理解者として後輩指導にも取り組む古賀さん。CSSをワーママでも活躍できる職場へと変革し、結婚→出産→育児までを含めた「真のグラハン女子道」を突き進む2児の母。

修学旅行で釘付けになった
「グラハンの世界」。

聞き手
グランドハンドリングの仕事を志したきっかけはありますか?
高校の修学旅行に行った際、空港で「しゃもじ」みたいな道具で飛行機を誘導している女性を見たんです。マーシャラーというグラハン業務のひとつなんですけど、その女性を見て「うわぁ、カッコいい……!」と一目惚れしたのがきっかけです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
空港での一目惚れがきっかけだったんですね。
当時は高校3年生だったんですが、「あのカッコいい仕事をしたい!私も飛行機を誘導したい!」って、授業中もずっと脳裏に焼きついてしまって。それで、ひとり故郷を離れ、福岡県にある専門学校に進学しました。
古賀 美樹
古賀
聞き手
じゃあ、専門学校ではマーシャラーになる勉強をされていたんですか?
それが、私の進学した学校にマーシャリングの実習はなかったんですよ(笑)。でも学んでいくうちに、グランドハンドリング全体の仕事にも興味を持つようになり、卒業後は絶対グラハン女子になろうと決めてました。
古賀 美樹
古賀
聞き手
他のグラハン会社の中でも、CSSを選んだ理由は何だったんですか?
当時、私が就活していた頃はグランドハンドリングの求人自体、とても少ないものでした。「グラハン以外なら空港の仕事は他にもあるよ」と進路の先生も言っていたんですが、私はどうしてもグラハンがしたくて。それでたまたま見つけたのが、愛知県セントレアにあるCSSの募集だったんです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
当時はとても狭き門だったんですね。
そうですね。でも、CSSに行きたいと思った理由は別にあって、グランドハンドリングのほぼ全ての仕事が経験できる、というのが魅力的でした。この業界って専業の会社も多くて、貨物なら貨物だけ、客室サービスなら客室サービスだけといった感じで、1つの仕事を専門とするケースも多いんです。

だから、CSSの求人を見つけてすぐ「セントレアに行こう」と思い立ちました。ずっと九州育ちだったので、上京したい気持ちもありましたね。
古賀 美樹
古賀

私だけ置いてけぼり…
焦る新人時代からの成長。

聞き手
古賀さんの新人時代はどんな感じでしたか?
実は、叱られてばかりの新人でした。専門学校で勉強してきたとはいえ、現場での力仕事に体がついていかず、当時はホームシックもあって甘えてばかり。新しい仕事を任せてもらうには社内の資格テストに合格しないといけないんですが、今の業務もしっかりやりきれない人にはテストのチャンスさえやってきません。

同期が次々と資格テストに呼ばれる中、「どうして私だけが認めてもらえないんだろう?」ってそればかり考えていました。
古賀 美樹
古賀
聞き手
そんな状態の古賀さんが、どう変わっていったのですか?
「もう無理、地元に帰りたい……」とまで考えていたんですが、先輩たちはそんな私も見捨てたりせず、いつもアツい言葉をかけてくれたんです。「お前が頑張らないで、誰が頑張るんだ」、「指示待ちしちゃいけない、次に何をすべきか常に考えるんだ」って何度も、何度も。

先輩からいただいたアドバイスはいつもノートに取っていたんですが、読み返しているとだんだん同期に負けている自分が悔しくて、少しずつ意識が変わってきたんです。熱血系の私に……!
古賀 美樹
古賀
聞き手
ね、熱血系!?先輩たちの声に感化されていったんですね。
CSSってアツい先輩が多いんですよね。「同期たちに負けたくない」「私も絶対に資格をとる!」という気持ちでいると、次第に仕事にも集中できるようになりました。もっと効率を上げるにはどんな順番で対応したらいいのか。周りの仲間が並行して他の業務ができるように、私は次に何をしたらいいのか。先々の仕事の展開を予測し、周囲にも目をくばれるようになっていったんです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
新人時代の殻を突き破った瞬間ですね。
仕事は依然厳しいと感じていましたが、キツイキツイと甘えていても何も変わりません。負けたくない一心でがむしゃらに取り組むことで、ようやく私にも資格テストのチャンスが来て、次々と合格するようになりました。やればやるほど、自分の成長が目に見えてわかる。「この仕事頼めるか?」って頼りにされたり、必要とされるたびに嬉しくて、「グラハンって楽しい」と本気で思えるようになりました。
古賀 美樹
古賀

今度は私が「声をかける」番。

聞き手
叱られてばかりの新人時代から、今は頼れるサブリーダーに成長を遂げたんですね。
後輩にも先輩にも、いつも頼りにされる存在でいられたら嬉しいんですけどね。サブリーダーとしては、機体バランスを調整する担当と密に連絡を取り合いながら、次々とメンバーに指示を送ったり、状況に応じて私も一緒に対応します。貨物の搭載は単にどんどん積めばいいわけではなくて、機体の重心も考えながら計算して積まないといけないので、まさにチームプレーが重要になってきます。
古賀 美樹
古賀
聞き手
今の立場から、若手社員を見て思うことはありますか?
私が言うのもなんですが、もっとガツガツとアピールしてほしいなと思っています。やっぱり、がむしゃらに挑戦しようとする後輩には自然と目が行くんです。「おっ、すごく頑張ってるな。次はこの仕事ができるんじゃないかな」と、その子に任せられる仕事が思い浮かびます。

逆に「あの子は今、仕事に気持ちが入ってないな」というのも、見ればすぐにわかってしまいます。私を指導した先輩たちもこんな気持ちだったのかな(笑)。
古賀 美樹
古賀
聞き手
指導される時はどんなことを気にかけていますか?
まだ周囲とうまく馴染めない新人の子を見かけたら、私から声をかけるようにしています。新人時代はそういう状況がとても不安だと思うので。悩みがあれば相談に乗りますし、何でもない雑談もします。そうやってコミュニケーションを取ることで、チームの連帯感が高まって何でも言い合える雰囲気ができていくんです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
かつて自分がしてもらったアツい指導を、今度は古賀さんが後輩にされているんですね。
いやー、最初から「お前が頑張らないで、誰が頑張るんだ」なんてことを言ったら、絶対引かれちゃうので、小出しで言うようにしています(笑)。でも、あなたの頑張りをちゃんと見ている人がいるんだよってことは、きちんと伝わるように心がけています。
古賀 美樹
古賀

子育てしながら働ける環境に、
会社と共に変えていく。

聞き手
現在は2児の母として、グラハンの仕事と育児を両立されていると聞きましたが、不安はなかったですか?
そうですね、グラハンは体力仕事な上に勤務時間もシフト制ですから、結婚・出産を機に退職される女性の先輩は数多くいました。私も一人目の子どもを妊娠した時には退職を考えていましたが、会社から「これから本格的に産休育休制度を整えていきたいから、よければ仕事を続けてみないか?」と声をかけられたんです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
CSSとしては産休育休利用者の第1号だったということですか?
そうです。女性も働きやすい職場に変えていくために、育児両立の問題になることはどんどん教えてほしいと会社も言ってくれましたし、私が前例になることで「グラハンの仕事をしてみたい」という女性がもっと増えてほしいと思ったんです。妊娠中は搭降載業務から一度外れて、本部でアサイン表(タイムスケジュール)の管理などを任されました。
古賀 美樹
古賀
聞き手
そうは言っても、復帰して現場に戻られてからは大変だったんじゃないですか?
いえ、会社は本当に親身になって協力してくれたんです。私も、母として思うことは何でも言いましたし、相談したことは会社がすぐに改善に乗り出してくれます。実際、育児中の時短勤務は4〜6時間から選べる形になり、子どもが小学3年生の年になるまで取得できるようになりました。

子どもが熱を出したと保育園から電話があった時でも、「子どもが熱だから、早く戻ってきてー!」って本部が無線で連絡してくれるんですよ。面白くないですか?
古賀 美樹
古賀
聞き手
めちゃくちゃアットホームな無線ですね(笑)。
現場にいる時は携帯を持ち込めませんから、無線で連絡が来るんです。勤務時間ぎりぎりまで仕事をしている時でも「お母さん、もう時間だから帰っておいでー」って、協力的すぎて笑っちゃいますけど、本当ありがたいなって思うんです。
古賀 美樹
古賀
聞き手
古賀さんが途中で抜けてしまった後も、チームが困ることはないんですか?
そうならないよう、他チームのメンバーがフォローに入ってくれます。先ほどの連絡体制も含め、会社と話し合いながら、時短勤務社員との連携の仕組みをイチから作っていきました。

CSSでは現在、私も含めて3名のグラハンママが産休育休制度、時短勤務制度を利用しています。まだまだ数は少ないですが、グラハン女子を目指す人がこれからもっと増えていくように、子育ても両立しながら働ける職場にどんどん変えていきたいですね。
古賀 美樹
古賀

COLUMN プライベート

COLUMNプライベート
実は、うちの主人は同じ部署で働いていた先輩なんです。グランドハンドリングの面白さも大変さもよくわかっているので、本当に良き理解者といった感じで、お互いにフォローし合いながら仕事と育児を両立させています。私が休日に時間を作りたい時には、快く子どもの面倒を見てくれるいい旦那なんです。社内でBBQイベントなどがある時は、子どもも連れて家族みんなで参加することもありますよ。

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